3 年間使い続けた 1password を解約して Bitwarden に乗り換えた。
動機
1password をしばらく使い続けてきたが、最近 PC のツール周りをまた試行錯誤し始めていていい機会なのでパスワードマネージャーも乗り換えることにした。
もともと、1password に不満がなかったわけでもなく、以下の点においてやや不満があった。
1Password の微妙なところ
- ログインを保存するポップアップの主張が強い
- OS によって導入方法が違っている
- コストが高い ($39/年)
という感じで、移行を決意した。
もちろん 1Password にもいいところはある。気に入っていたところでいうと Bitwarden に比べて用意されているカテゴリ (ネットワーク・銀行口座等) が多く、ログイン以外の情報を管理しやすい点辺りがあげられる。他にも、パスワードの再利用を検知したり、クレジットカードの有効期限が迫っていることを教えてくれる機能も意外と便利だった。
痒いところに手が届くという意味では 1Password に軍配が上がるのかもしれない。
移行
1Password
Bitwarden 側でサポートしているようなので .1pif
でエクスポートした。
アカウント管理からサブスクリプションを解除して終わり。ありがとうワンパス。
Bitwarden
アカウントは作成済みだったので、一旦保管庫を削除してからインポートした。ワンクリックで問題なくインポートは完了。超楽ちん。
アカウントごとの 2 Factor Authentication には今まで 1password を使っていたので、これからは Bitwarden 君に担ってもらうためプレミアムを契約した。年間 $10 なのでこれまでの 1⁄4 である。これの移行作業が面倒かと思ってたけどよしなにしてくれたようで良かった。
ブラウザ拡張と OS ごとのクライアントも入れておいた。またメールアドレス・パスワードの流出検知には Firefox Monitor を使うことにした。
パスワードの総数自体もそこまで大量ではないので、ざっと目を通して使っていないサービスからアカウントを削除したり、最近用途に応じてメールアドレスを使い分け始めたので登録メールアドレスを変更したりした。
おわりに
パスワードマネージャーを使い始めてはや 3 ~ 4 年といったところですが、未だに完全に管理しきれていない。
実は去年あたりに一度移行を考えて短期間使っていた時期があったのだが、 UI とスマホ側での挙動がイマイチだったことを理由に結局乗り換えなかった。
1 年越しにまた触った感じかなりレスポンスも良くなっていて今後の成長にも期待できそう。